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徒然のんべんだらり、気の向くまま萌の赴くまま。
二次創作BL中心、腐女子バンザイ乱行三昧。
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創作の小話です。
BL要素のあるものなのでお嫌いな方は、閲覧をご遠慮くださいますよう、お願い致します。

遙かなる時空の中で2、翡翠×幸鷹で軍隊パロディです。
全年齢対象だとは思いますが・・・。
(BLの時点で全年齢対象・一般向けではないような気がしないでもないですが)

(遙か花街より再録)


【穏やかな日々】



戦争が終決し、復興に忙しいながらも穏やかな毎日が過ぎていく。

「お前、そのだらし無い制服の着方を改めろと何度言ったら解るんだ」

今日も今日とて、部下の生活態度を正すベく、藤原幸鷹は声を荒げていた。

「うるさいねぇ。式典の時は正しているのだからいいじゃないか。堅苦しいのは嫌いなのだよ」

相手は下位官の橘翡翠。
だが翡翠は堪えた風もなく、女性からも羨ましがられる絹糸のような長い髪を弄んでいる。
幸鷹はその翡翠の態度に余計苛立ちを募らせる。

「ふざけるな。式典は当たり前だ。普段どんなだらし無い格好をしようがお前の自由だが、就役時間内は規則に従え」

「やれやれ。仔犬のようにかまびすしいね。無駄に囀る口は塞いでしまおうか?」

「なっ…」

おもむろに立ち上がった翡翠に、幸鷹は一瞬、たたらを踏む。
普段、どこかの傍流貴族か何かにしか見えない翡翠は、実はかなり体格がいい。
さすがに帝國陸軍兵卒といったところだが、将校を務めながらも男としては華奢で痩身な幸鷹は、見上げる位置になった、自分が望んでも手に入らなかった恵まれた体格を持つ翡翠を、多少の嫉妬と羨望を交えて睨むように見上げた。
その幸鷹の、毛を逆立てた猫のような視線を受けて翡翠は淡く微笑んだ。
そして…。

「君がもう少し大人になったら、別のモノをあげてもいいけど。今はまだこれで十分だね」
「私はもう、大人です!」

ひらひらと手を振って翡翠はその場を離れていった。
幸鷹の口にはじわりと広がるほろ苦くも甘い味。
翡翠は幸鷹が言葉を次ぐ前に、彼の口を、ちょこれいとを放り込んで塞いでしまった。
泣く子供をあやすようなその手段に、幸鷹は翡翠が歩いて行った方向に怒声を張り上げた。

本日も日ノ本の国は穏やかだ。


                      - 了 -

********************************************

馬鹿ですみません。
軍隊がどんな日常営んでるかなんか知りません。
むしろ歴史なんかいっこも解りません。(爆)
全部イメージからの捏造…。
好きな分野ではあると思うんですが、勉強は苦手というかもう一生やりたくないっつーか。<最低だな

まぁ、制服が好きなだけで、後はどうでもいいっつーか。
元海自の友人にいらなくなったら制服くれと言うくらいには制服大好きです。
…もちろん断られましたが。(笑)

かなり個人的ですが、幸鷹さんはピストルはオート、翡翠さんはリボルバー(S&Wのマグナムとか)使用がいいなと思います。<マニアックな

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