徒然のんべんだらり、気の向くまま萌の赴くまま。 二次創作BL中心、腐女子バンザイ乱行三昧。 |
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創作の小話です。
BL要素のあるものなのでお嫌いな方は、閲覧をご遠慮くださいますよう、お願い致します。
遙かなる時空の中で1~3、地×天で現代編です。
全年齢対象だとは思いますが・・・。
(BLの時点で全年齢対象・一般向けではないような気がしないでもないですが)
BL要素のあるものなのでお嫌いな方は、閲覧をご遠慮くださいますよう、お願い致します。
遙かなる時空の中で1~3、地×天で現代編です。
全年齢対象だとは思いますが・・・。
(BLの時点で全年齢対象・一般向けではないような気がしないでもないですが)
【 怪我の功名 】
***友雅編***
「いやはや、参ったねぇ」
「あ、友雅さん」
「友雅殿!」
「あ~、やっぱり折れちゃってました?」
「そのようだね。しかし・・・、姫君の世界ではこういった手当てをするのだね」
「友雅殿、それは・・・?」
「あ、鷹通さん。あれはギプスって言って、腕を動かせないようにするものなんです」
「添え木のようなものですか?」
「うん、そう」
「しかしねぇ、これを一月の間、まったく外せないというのは・・・」
「きちんと治すためなんだから、我慢してくださいね、友雅さん」
「悪さが出来なくて、ちょうど良いではないですか」
「言うねぇ、鷹通。しかし・・・、これでは、一人で食事も着替えもままならないよ」
「あ、じゃぁ、鷹通さん。友雅さんのお世話してあげてください」
「え?」
「それは、いいねぇ」
「着替えにしてもご飯にしても、同じ男の人のほうが気兼ねしないですもんね?」
「ちょ、ちょっと・・・」
「ふふ、そういうこと。よろしくね、鷹通」
「はぁ・・・、仕方ないですね・・・」
***幸鷹編***
「・・・はぁ」
「診察は、と聞くまでもないようだね、その有様では」
「まったく、不注意でした」
「しかし、変わった手当てだね。それで治るのかね?」
「こちらの世界では、こういった手当てをするんだ。お前も骨を折ってみれば解る」
「それはご免被るね。そんななりでは何も出来ないじゃないか」
「お前はそれくらいでちょうどいいんだ。・・・しかし困りましたね」
「気に病むことはないよ。困ったことがあったら、いつでも言ってごらん」
「お前に頼らなければいけないというのが、一番嫌だ」
「酷いことを言うねぇ。こっちは心配して言っているというのに」
「下心がない心配なら貰い受けるぞ」
「どうせ、ろくに箸も持てないのに、そんなことを言うのかい? その有様では、食事どころか、着替えも、湯浴みもまともに出来ないだろう?」
「・・・」
「ふふ。まずは手始めに食事だね。手ずから食べさせてあげるよ、可愛い人」
「・・・この変態め」
***景時編***
「いやぁ、参ったね~」
「あ、景時さん」
「やっぱり、骨折だったみたい」
「すみません、俺のせいで・・・」
「何言ってんの、アレは不可抗力って言うんだよ?」
「でも・・・」
「それに、骨一本軽く折っただけだよ? 大した事ないって~」
「何言ってるんです、十分大事でしょう!」
「譲君・・・」
「あ、すみません。怒鳴ったりして・・・」
「ううん、それだけ心配してくれてるんだよね。ありがとう」
「景時さん・・・」
「うん、でも本当に、譲君に怪我がなくてよかったよ。これじゃ、何するにも不便だもんね」
「・・・あの」
「うん?」
「何かあったら、いつでも言ってくださいね。俺、何でもしますから」
「え、そんな~。悪いよ」
「いいえ、やらせてください」
「・・・。じゃぁ、とりあえず、まずはおいしいご飯、作ってくれる?」
「はい」
END
***友雅編***
「いやはや、参ったねぇ」
「あ、友雅さん」
「友雅殿!」
「あ~、やっぱり折れちゃってました?」
「そのようだね。しかし・・・、姫君の世界ではこういった手当てをするのだね」
「友雅殿、それは・・・?」
「あ、鷹通さん。あれはギプスって言って、腕を動かせないようにするものなんです」
「添え木のようなものですか?」
「うん、そう」
「しかしねぇ、これを一月の間、まったく外せないというのは・・・」
「きちんと治すためなんだから、我慢してくださいね、友雅さん」
「悪さが出来なくて、ちょうど良いではないですか」
「言うねぇ、鷹通。しかし・・・、これでは、一人で食事も着替えもままならないよ」
「あ、じゃぁ、鷹通さん。友雅さんのお世話してあげてください」
「え?」
「それは、いいねぇ」
「着替えにしてもご飯にしても、同じ男の人のほうが気兼ねしないですもんね?」
「ちょ、ちょっと・・・」
「ふふ、そういうこと。よろしくね、鷹通」
「はぁ・・・、仕方ないですね・・・」
***幸鷹編***
「・・・はぁ」
「診察は、と聞くまでもないようだね、その有様では」
「まったく、不注意でした」
「しかし、変わった手当てだね。それで治るのかね?」
「こちらの世界では、こういった手当てをするんだ。お前も骨を折ってみれば解る」
「それはご免被るね。そんななりでは何も出来ないじゃないか」
「お前はそれくらいでちょうどいいんだ。・・・しかし困りましたね」
「気に病むことはないよ。困ったことがあったら、いつでも言ってごらん」
「お前に頼らなければいけないというのが、一番嫌だ」
「酷いことを言うねぇ。こっちは心配して言っているというのに」
「下心がない心配なら貰い受けるぞ」
「どうせ、ろくに箸も持てないのに、そんなことを言うのかい? その有様では、食事どころか、着替えも、湯浴みもまともに出来ないだろう?」
「・・・」
「ふふ。まずは手始めに食事だね。手ずから食べさせてあげるよ、可愛い人」
「・・・この変態め」
***景時編***
「いやぁ、参ったね~」
「あ、景時さん」
「やっぱり、骨折だったみたい」
「すみません、俺のせいで・・・」
「何言ってんの、アレは不可抗力って言うんだよ?」
「でも・・・」
「それに、骨一本軽く折っただけだよ? 大した事ないって~」
「何言ってるんです、十分大事でしょう!」
「譲君・・・」
「あ、すみません。怒鳴ったりして・・・」
「ううん、それだけ心配してくれてるんだよね。ありがとう」
「景時さん・・・」
「うん、でも本当に、譲君に怪我がなくてよかったよ。これじゃ、何するにも不便だもんね」
「・・・あの」
「うん?」
「何かあったら、いつでも言ってくださいね。俺、何でもしますから」
「え、そんな~。悪いよ」
「いいえ、やらせてください」
「・・・。じゃぁ、とりあえず、まずはおいしいご飯、作ってくれる?」
「はい」
END
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