【 遙か混合 小噺 】 三者三様三白虎。６

創作の小話です。
BL要素のあるものなのでお嫌いな方は、閲覧をご遠慮くださいますよう、お願い致します。

遙かなる時空の中で１～３、地×天です。
全年齢対象だとは思いますが・・・。
（BLの時点で全年齢対象・一般向けではないような気がしないでもないですが）

【　三者三様三白虎。６　】


『最強の殺し文句』


***遥か***

「友雅殿」
「あぁ、鷹通。では、失礼するよ、姫君たち」
「よろしいのですか？　無理に時間を割いてくださらなくてもいいのですよ」
「つれないことを言わないでおくれ。私にとって何より優先したいのは君なんだ」
「・・・そう言ってくださるのは嬉しいのですが。できれば、ああいう場面には遭遇したくないのです。・・・少々妬けますので」
「・・・た、鷹通・・・」
「あっ、も、申し訳ありません。みっともないですね」



***遥か２***

「ん・・・、痛ぅ・・・」
「あぁ、すまないね。少し傷になってしまったかな」
「この変態、色情狂」
「人のことをとやかく言えるのかい？　自分だってしっかり楽しんでいたのに」
「知らんな」
「ほら、見せてごらん？　手当てしないといけないだろう？」
「・・・。痔になったらお前の所為だからな」
「ふふ。嬉しいことを言ってくれるね。そうなったら、全身、下の世話までしてあげるよ」
「いらん世話だっ」



***遥か３***

「あ～、やっぱり譲君の作るお味噌汁はおいしいね～」
「そうですか？　特に変わったものでもないと思いますけど。普通ですよ」
「そんなことないよ～、何て言うのかな？　ほっとするって言うか、お袋の味って言うのかな？」
「褒めても何も出ませんよ？」
「純粋においしいって思うんだよ。毎食これだと嬉しいな～」
「俺が作るので良ければ、毎日作ってあげますよ」
「え？」


END

*****　あとがき。*****************************************

三者～が続いてすみません。お互いに殺し文句の応酬。（笑）
仕事中にふと浮かんだネタです。
実は２、３だけしか浮かんでなくて１は即興で考えたので、なんだか妙な会話に。（汗）
漫画で描いたほうが良かったかな～・・・。