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徒然のんべんだらり、気の向くまま萌の赴くまま。
二次創作BL中心、腐女子バンザイ乱行三昧。
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風早悲恋エンドと遠夜エンドしか迎えてない初心者の妄想による捏造です。

こんなんだったら萌ゆるという私の独断と偏見による文章です。
そして無駄に長い。(汗)
そういうのが嫌な方は、閲覧をご遠慮くださいますよう、お願い致します。

遙かなる時空の中で4、風早×神子です。

私にしては珍しくNL。<それってどうなの

(遙か花街より再録)
 

【あなたに呼ばれたその時から】



あなたに呼ばれたその時から、俺は『風早』になったんです。



中つ国の二の姫に従者として宛がわれたのは、四国の豪族の子息だった。
二の姫の母である女王は、龍の声を聞けない二の姫を厭い、采女達は姫の得意すぎる風貌に、王族以上の恐れを抱き、近づきたがらない。
いくら資質に足りない娘といえど、自らが腹を痛め生んだ娘を哀れんだ女王は、二の姫に従者をつけた。
中つ国から遠く離れた地の者ならば、姫の特異さに物怖じしないだろうという、わずかな希望に縋って。
だがその淡い希望は、時を待たずして崩れ去る。
風早の子は、中つ国が合わなかったのか、流行り病にかかり、国へと送り返されることになったからだ。
二の姫と風早の子が顔を合わせたのは数度きり。
しかしそれは幸いだったのかもしれない。
穏やかな地で育った少年は、主にと紹介された姫に、表面上穏やかに接してはいたが、それは主ゆえで、やはり彼もまた二の姫の特異な風貌に恐れを抱き、近づくのを避けていたからだ。
二の姫が、それに気付く前に、彼は中つ国を去ることになったのだから。

哀れな少年。
己の意思なく、故郷から連れ出され、命を落とした小さな器。
その身体は、懐かしい地を踏むことなく、灯火を燃やし尽くそうとしていた。
『生きたい』と、『帰りたい』と嘆く声を聞き届けたのは、天より舞い降りたる白い獣。

『願いを叶えよう。ただし、しばしその身体、我に預けよ』

妙なる響きに幼い少年が抗うはずもなく。
少年は、役目を終えるその時に、帰るべき場所に還る約束とともに、深い眠りへ付いた。
役目を終え、朽ち果てる前に故郷に帰る、その約束とともに。

人の姿を持たぬ白き獣はそうして人の姿を得て、中つ国へと、運命の少女の下へと引き返す。
季節は色づき、橿原宮へと続く道は一面、金色の葦野原。
夕焼けを照り返し揺れる金色に、目が眩む。
その金色にまぎれるように、けれど決して見違えるとこなど在りえない、幼い影。
綺麗な瞳を涙に揺らめかせ、必死に駆けてくる小さな影が、『彼』を見つけて微笑んだ。

「かざはやっ!」

幼い声が、『彼』を―――、俺を呼んだ。

「かざはや、かざはやぁ・・・」

「はい」

小さな手が、力の限り、俺を掴む。
その力の何とか弱きこと。
橿原宮からこんな遠くまで、誰も彼女の共もしない。
それでも、たった一人でも、追いかけてきてくれた小さな少女。

「遠くへ行くって、もう会えないって言われて・・・」

「何処にも行きません。今、約束しますよ。俺はずっと姫のそばにいます。姫が呼ぶなら、何処にだってすぐに駆けつけますよ」

真っ直ぐに見つめてくる綺麗な瞳が涙で曇るのが、あまりにもかわいそうで。
その涙を、止めてあげたくて、小さな身体をそっと包み込んで、誓う。

「あなたが、風早を呼ぶなら・・・」

「かざはや・・・?」

「あなたが俺を呼ぶなら、すぐに」

だって名前のなかった俺は、あなたに呼ばれて、風早になったから。
だから俺は、あなたが俺を風早と呼ぶ限り、あなたの風早でいる。

あなたに呼ばれたその時から、俺は風早になったのだから。



                              -了-

********************************************

突発捏造話で失礼!
や、何か『回想の草原は金色』聞いてたら、ぼんやり捏造してたお話が実を結びまして。
こんな出会いだったら萌ゆるな~、とか思っちゃいまして。

すいません、ゲームクリアしてないんで、いろいろおかしいところ満載だと思われます。(汗)

後半、いきなり風早視点に切り替わってて違和感満載だと思います。

何か書いてるうちに三人称じゃなくなっちゃってて、直すに直せなくなったのでそのままにしちゃいました。私にしては珍しくNLです。

いっつもBLばっかりですものね・・・。(汗)
こーんなNLを妄想しつつ、普段はがっつりBL思考でごめんなさい・・・。

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