徒然のんべんだらり、気の向くまま萌の赴くまま。 二次創作BL中心、腐女子バンザイ乱行三昧。 |
創作の小話です。
お題サイトからお題をお借りしました。
BL要素のあるものなのでお嫌いな方は、閲覧をご遠慮くださいますよう、お願い致します。
全年齢対象だとは思いますが・・・。
(BLの時点で全年齢対象・一般向けではないような気がしないでもないですが)
柊×風早です。多分。
逆かもしれないですが・・・、うーんどっちだろ。
強いて言うなら風早→柊、かな?
お借りしたのは下記サイトから。
10の約束(http://studiochaos.web.fc2.com/)
(遙か花街より再録)
【02 この命にかえても、貴方(貴女)を護る】
繰り返す螺旋の中で、何度も大切な人を失った。
一度目は、大切かどうかも解らずに失った。
二度目、三度目と、繰り返すうちに、大切になっていった人を、何度も失った。
幾度も幾度も、螺旋を重ねるうち、失うと解っているのに、大切になっていく人。
大切なのに、失う事を止められない人たち。
繰り返す螺旋は、輪を重ねるたび、悲しみを募らせる。
けれどその悲しみを知っているのは自分だけ。
悲しみの螺旋を断ち切りたいのに、断ち切れない不甲斐なさ。
螺旋は物語となり、自分の悲しみとともに蓄積していく。
その物語を読み解く唯一の人が、俺の悲しみを理解してくれた。
「この伝承の数だけ、君も悲しんできたのですね」
そういって、切なげに瞳を閉じたあなたを。
覆すことができない伝承の中で、抗い大切な人と瞳を失ってしまったあなたを。
俺の悲しみを、理解してくれたあなたを。
俺は守りたいと思った。
神に抗うことを決めた大切な少女。
これまでにない伝承を辿ろうとしている運命。
この運命ならば、果てしない螺旋は終わりを見るかも知れない。
この無限に続く螺旋を断ち切るためならば、この身は朽ち果ててしまっても構わない。
もう、俺は大切な人を失うのには耐えられないから。
主である龍神に抗うことで、この身が失われるのだとしても。
俺は、この命に代えてもあなたを守る―――!
―終―
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うーん、ちょっと無理があるかな。
すんません、ただ単に風早×柊×風早を書きたかっただけです。
いい年した二人が、柊は誰にはばかることなく見せ付けるように、風早ははばかってるつもりが天然なせいで全然はばかれてないようなイチャイチャバカップルだったらいいと思います。
・・・この小話じゃ全然イチャイチャしてないですが。(汗)
ちなみに姫は二人の間で不動の地位、鉄板です。<ここ譲れない