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徒然のんべんだらり、気の向くまま萌の赴くまま。
二次創作BL中心、腐女子バンザイ乱行三昧。
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創作の小話です。
BL要素のあるものなのでお嫌いな方は、閲覧をご遠慮くださいますよう、お願い致します。

遙かなる時空の中で混合、地×天で現代パラレルです。
全年齢対象だとは思いますが・・・。
(BLの時点で全年齢対象・一般向けではないような気がしないでもないですが)

景×譲、翡×幸前提ですが、かなり景×幸(幸×景?)色が強いです。
混在カプがお嫌いな方は読まないこと推奨。

【 景時さんの誰にも言えない秘密 】


誰しも、人には言えないような秘密の一つや二つ、抱えているものだと思う。
俺の場合、これがバレちゃうと、命の保障がないような気がする・・・、いや、本気で。



ちょっと出かけてくるよ、と翡翠さんが出て行ったのは昨日のこと。
彼には放浪癖みたいなのがあるらしく、そういってはふらりと一人でどこかへ行ってしまう。
そしてそれは期間なんか決まっていなくて、1日で帰ることもあれば、1月以上帰らないこともあるらしい。
まぁ、後者はほとんどないみたいだけど、2、3日いなくなるっているのはざらで。
今回も、いつ戻るとも告げずに出て行ってしまったらしい。
彼と半同棲している幸ちゃんは、いつものことだと気に留めるでもなく、いつもどおりで。
だけれど、翡翠さんが出て行った次の日、思わぬ非日常が彼を襲った。
襲ったというとちょっと大袈裟だけれど、つまりは幸ちゃんは熱を出して寝込んでしまったのだ。

「すみません、何だかお世話になってしまって」

「いいよいいよ~。どうせ俺、今日非番だし。いつも譲君の勉強見てもらったりしてるしさ、そのお礼みたいなもんだよ」

いつものごとく、独りになってしまうと生活が不規則になってしまう幸ちゃんを心配して、譲君が夕飯に誘って。
するとぼんやりした幸ちゃんがうちにやって来て、そこで彼の不調が発覚したのだった。
その時はまだ、発熱もたいしたことなかったみたいで、幸ちゃんはご飯を食べて自分のうちに帰っていったのだけれど。
翌日、やはり心配になって訪ねてみると、昨夜よりも随分と具合の悪そうな幸ちゃんになっていた。

「譲君が心配してたよ。ホントは自分が看病したかったみたいだけど、学校だからね。でも、お粥とか用意してくれてるから、お昼になったら食べて、ゆっくり休もうね」

「ありがとうございます」

「じゃぁ、俺はリビングの方にいるから、何かあったら声かけてね」

熱を測って、氷嚢を置いて。
彼が横になるのを見届けてから、俺は彼の寝室を後にした。
譲君に渡された、看病セットをキッチンに置いてから、俺はリビングへ行き、とりあえず、本を読むことにした。
テレビは寝ている幸ちゃんの邪魔をしちゃうといけないと思ったから。
お昼まではあと2時間ほど。
それまでの時間を潰すには、あまり読書の得意ではない俺にはちょうどいいと思い、俺は持ってきた本を読み始めた。

しばらくして、うたた寝していることに気づいた。
やはり、どうも読書は向いてないようで、文字を追っているうちに眠り込んでしまったみたいだった。
時計に目を向けると11時過ぎ。
お昼にはまだ早いけど、もう氷も解けてしまっただろうと彼の氷嚢を変えるために、そっと彼の寝室に入った。
果たして幸ちゃんは、ぐっすりと眠っているようだった。
熱のせいか、少し呼吸は浅いようだけれど、静かな寝息に少しは落ち着いたのかとほっとする。
彼を起こさないように、そっと頭を持ち上げ、氷嚢を取り去る。

「・・・ん」

起こさないようにと気を使ったつもりだったのだけれど、やはり頭を動かされたことで目が覚めてしまったらしい。
むずがるような声が漏れて、熱でぼんやりとした瞳が薄く開いた。

「ごめんね、ちょっと氷嚢変えるだけだから」

まだ完全には覚醒していないようだったので、小声で一言断りを入れる。
ぼんやりした瞳がうつろに俺を見上げて、口唇小さく開閉する。
何か言いたいことがあるのかと、耳を近づけると。
思いもよらない事態が起こって俺は頭の中が真っ白になった。
ふらふら挙がった腕に首を捕らえられ、口唇が重なる。
あまりの唐突なことに、固まってしまってる俺は彼にされるがままで。
口唇を舐められ、下唇を食まれ、舌をなぞられる。
彼の口唇が、舌が、俺の舌を絡むように誘うように。
このままではいかん、とは思いつつも病気で寝ぼけているらしい幸ちゃんを突き放すことも出来ず、彼が離れてくれるまで、俺はただひたすら待った。
それから、どれくらい時間がたったのか。
時間にしたら数分間のことだったのだろうけど、俺にはものすごく長く感じられた時間が終わり、幸ちゃんはまた元のようにベッドに沈んだ。
ホントはちゃんと寝てるか確認してから部屋を出るべきだったんだろうけど、俺にはそんな余裕などかけらもなく。
だけど起こしては元も子もないと、なるべく音を立てないように氷嚢を持って、キッチンへと駆け込んだ。
氷嚢をシンクに置いて、俺はそのままずるずるとその場にへたり込んでしまった。

「ど、どうしよう・・・」

ものすごく、心臓がバクバクと音を立てている。
それは、ものすごく色んな感情がない交ぜになっていて。
手のひらどころか、色んなところから冷や汗なんだか何なんだか解らない汗も滴り落ちている。
今のは、幸ちゃんは熱でぼーっとしてたし、寝ぼけてたし、事故だと解ってはいるんだけど。

「翡翠さんにバレたら、命がなさそう・・・」

何にも執着などなさそうな翡翠さんだが、実は幸ちゃんに関してだけはものすごく執着してるっていうか、嫉妬深いことを俺は知っているだけに、そんな呟きが漏れてしまう。



俺は、誰にも言えない秘密を一つ、抱えてしまった。

「譲君、ごめん・・・」

自分の大事な子に、ものすごく申し訳なくなりながら、俺はよろよろとトイレへと向かった。


END

***** あとがき。*****************************************

何か色々とすみません。ちょっと書いてみたくなっちゃったというか、景×幸も美味しそうと思ってしまったというか・・・。<ぇ
景時さんは幸ちゃんの寝ぼけチューで萌しちゃった模様、幸ちゃんは天然テクニシャン。(笑)

苦情は随時受付中です。(苦笑)<一言あればサクッと削除しときますんで

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