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徒然のんべんだらり、気の向くまま萌の赴くまま。
二次創作BL中心、腐女子バンザイ乱行三昧。
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創作の小話です。
BL要素のあるものなのでお嫌いな方は、閲覧をご遠慮くださいますよう、お願い致します。

遙かなる時空の中で1~3、地×天です。
全年齢対象だとは思いますが・・・。
(BLの時点で全年齢対象・一般向けではないような気がしないでもないですが)

【 三者三様三白虎。5 】


***遙か***

「今年は曇りのようだねぇ」
「えぇ、残念ですね。月は覗いているのに」
「織女星と牽牛星は今年は会えず終いだと言うことかな」
「けれど、カササギが橋を渡してくださいますでしょう」
「せっかくの逢瀬だものね」
「年に一度の大切な日ですから」
「確かにね。私たちのようにいつでも寄り添うことが出来ないのだから」
「友雅殿。お戯れは程々に」
「おや、私の天の川には、まだ橋はかからないようだねぇ」



***遙か2***

「せっかくの満天の星を期待していたのに曇りとは」
「もともと、この時期は雲がかかりやすい時期ですからね」
「幸鷹・・・、そう風情の無いことを言わないでくれたまえ」
「事実ですから」
「織女が会えない悲しみのあまり流した涙で川が溢れた、くらい言えないのかい?」
「それならば、自業自得というものです」
「そう言ってしまえば終いだが。まぁ、牽牛も少し根性が足りないね」
「は?」
「私だったら、可愛い人のためになら、逢瀬のために自ら船を出すよ」



***遙か3***

「あー、せっかく七夕なのに曇りかぁ」
「天の川、楽しみにしてたのに残念ですね」
「そうだね。織姫と彦星は来年まで会えないんだね」
「そんな事ないですよ。曇りや雨の時は、カササギが橋を渡してくれるらしいです」
「へぇ、そうなんだ。せっかく年に一度会える日だもんね」
「そうですよね。年に一回の日が駄目になるなんて、悲しいですよね」
「うん。ね、譲君。俺たちは、お星様でなくってよかったね」
「え?」
「いつでも、会いたい時に会えて、近くにいられるからさ」


END

***** あとがき。*****************************************

朝、目○ましテレビを見ていて、あ~今日は七夕だ~と思って。
それぞれの白虎の七夕での1コマを妄想してみました。
天気は、地元の天気で書いてみました。(汗)
曇ってるけど、月は出てたんですよ・・・。

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